転職面接での長所と短所の回答例|当たり前のことにも目を向けて【40代女性】

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転職面接で必ず質問されるうちの一つが、長所と短所。

自分の長所や短所は、転職などのきっかけがないとなかなか見つめる機会はないですよね。

できれば失敗したくないし、何をどう答えたらいいのか、悩む。

自分をアピールできる機会なのに、アピールできるものが見つからない・・・と、どんどん自信がなくなることもあります。

私は、中途採用の面接をした経験があります。

この記事では、入社後にリスクが少ない人という目線で見たときの、長所と短所の回答例を紹介しています。

当たり前のことと思っていたことが、あなたの長所と気づけるはず。

転職面接での長所と短所の答えに悩んでいる人の参考になれば幸いです。

長所と短所の答えを考えるときの4つのポイント

  1. 仕事上での長所と短所を伝える
  2. 入社後にトラブルにならないために、誇大な表現は避ける
  3. 上司が扱いやすと思う長所と短所を伝える
  4. あなたを採用することで、企業側のデメリットにならない短所を伝える

面接では、自分を売り込む場ではありますが、優れた経歴や実績を持っている人は、扱いづらいと思われることもあります。

実際に、あなたの上司となるべき人が、あなたを使えるだけの器量があれば、優秀さは受け入れられますが、器量がなければ、扱いづらい、扱えない、と持て余してしまうことになります。

その場合、あなた自身も上司の器量の小ささに辟易としてしまうかもしれませんが。

あなたを採用したら扱いやすい、デメリットは少ないと思ってもらえるようにすることも、一つの対策としてありだと思います。

どう回答すればいいの?

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自分の長所と短所を書き出します。

応募する企業側に立って、書き出した長所と短所を見ながら1つずつ選びます。

  • 一番リスクが少なそうな長所と短所を選ぶ
  • 具体例をつけて、あなたの長所と短所を想像してもらえるように
  • 採用したときにどう使えるか、リスクは対応可能な範疇か、を想像してもらえるように
具体例があると、あなたの人柄を想像しやすくなります。

回答例

長所:周囲に気を配れる
どんな場面で、どんな気を配り、どうなったのか。
そのとき、どう考えて行動したのか、行動してどう思ったか。など。
具体例が、応募先業で求められていることが望ましい。
企業理念などホームページを読んで、どんな会社なのか事前に調べることが必要です。
当然と思っているような、「終わっていない人がいたら、手伝う」というようなことも、企業によっては、そういった風習がないところもあり、改革の意味でそのようなことが当たり前にできる人材を求めている場合もあります。
短所:緊張しすぎる
どんな場面で緊張して失敗して、どう改善したのか。
緊張は誰でもするもので、避けては通れない。
具体例を伝えることで、その程度の緊張でその程度の失敗だったら、採用してもリスクは少ないかなと思ってもらえたり、そのくらいならある程度慣れれば問題ないと思ってもらえるかもしれません。

当たり前と思っていることも長所に

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  • 声を掛け合って一つの仕事を終わりにしたり、ミスを素直に認めて反省できたり、改善できたり
  • 教えてもらったことを、しっかり復習して、次はできるように努力したり
  • 急に休むことになったときは、周りに挨拶できたり

このような当たり前と思うようなことでも、できない人が一人入るだけで、職場の雰囲気が変わりますし、人間関係が悪化します。

そうすると、退職率が高くなるというリスクがあります。

ですので、人より優れた長所がないと思っている人も、このような当たり前のことを当たり前にできる人を、採用したいと思っている企業もありますので、長所の候補として考えるといいですね。

和を乱すことが想像できる短所は避けて

  • 頑固で、こうと決めたら曲げないとか
  • 何があってもマイペースとか
  • 言葉が足りなくて誤解されることがあるとか

企業の風土にもよりますが、チームワークを大切にしている企業ですと、今いる人たちの和を乱して、トラブルが起こる可能性が想像出来る人は、難しいですよね。

このくらいの短所なら、本人の努力と周りのフォローで何とかなるなる、リスクは少ないと思ってもらえるような短所を選ぶといいでしょう。

まとめ

転職面接での長所と短所の答えをお話しました。

長所と短所の答えを考えるときの4つのポイント

  • 仕事上での長所と短所を伝える
  • 入社後にトラブルにならないために、誇大な表現は避ける
  • 上司が扱いやすと思う長所と短所を伝える
  • あなたを採用することで、企業側のデメリットにならない短所を伝える

答えをネガティブに捉えられた場合はどう思われるのか、どう回答したらいいのか。

企業側が採用した場合のメリットよりも、デメリット、リスクを小さく考えてもらえるようにということにフォーカスしています。

長所と短所の答えを考えるときの参考になれば幸いです。

 

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