プレゼン資料や事業計画を作るときは、どのように下書きしていますか。
最近、片付け系の講座を受講して、プレゼン資料と事業計画書を作る機会がありました。
その際にマインドマップを使って、下書きをして作成したところ、高評価を頂いたので、その方法を紹介したいと思います。
自分で考えて、まとめて、人に伝えることが苦手な方の参考になれば幸いです。
プレゼン資料作成でのマインドマップ活用法
どんなプレゼン資料を作ったのかと言いますと、片付け法をお客様に提案するという設定で作りました。
- ①思いついたことをひたすら書き出す
- ②現状を書く
- ③どうなりたいのかを書く
- ④作業方法などを書く
- ⑤順番を考える
- ⑥適した言葉に修正
- ⑦wordなどに貼り付け
思いついたことをひたすら書き出す
課題のため、必ず入れなくてはならない項目があるので、その項目を書き出して、ひとまず、順番とか、言い方とか、要不要とかは全く考えずに、思いついたことをひたすら書き出すことに専念します。
現状を書く
それから現状を書きます。
課題のため、困っていることとか、ストレスに感じていることなどを聞き出したという設定で、想像して書きます。
どうなりたいのかを書く
どうなりたいのかを書きます。
この時に、ゴールをどこに設定するのかを考えながらいくつか書いていきます。
例えば、白系に買い換えて統一したいとか、出しっぱなしになっている物の片付けがしやすくなればいいとかです。
考えているうちに、人によっていろんなゴールがあることに気付きます。
だから答えは一つじゃないんだなということに、納得しました。
作業方法などを書く
他には、作業方法などを思いついた順にどんどん書いていきます。
順番を考える
書き出しが終わったら、要不要を選別して、プレゼン資料に入れたい順番に、マインドマップ上で並び替えます。
適した言葉に修正
最後に、言い方を資料に適した言葉に変えます。
wordなどに貼り付け
出来上がったら、wordなどにコピーして貼り付けて、レイアウトなどを整えれば完成です。
事業計画でのマインドマップ活用法
課題のため、質問が用意されていて、その質問に答える形で事業計画を立てていく方法です。
すぐに思いつく質問から書いていくと良いです。
書き始めれば、思いつかなかった質問の答えも出てくるようになります。
事業計画を立てるときに、私がマインドマップを使ってよかったと思ったことは、現状の問題を俯瞰して見れたことです。
事業を始める前に、解決しないといけない現状の問題を把握できて、それを解決するにはどんな方法があるのか、考えたり調べたりして、一つ一つ問題を解決する糸口を見つけていきます。
また、そのままにしていても事業を始めるのに問題にならなそうなもの、ゆっくり解決していけばいい問題を見極めることもできます。
自己分析ができているという評価をもらえたのですが、今までは自分と向き合うことが苦手だったので驚きです。
事業を始めるのに、自分がするべきこと、とるべき行動が具体的になり、事業計画がより現実的なものになり、高評価をもらえたのかなと思っています。
マインドマップを使って整理してシンプルにしてみよう
資料を作るときに、重要なことだけを抜粋してシンプルな資料にしたいけど、どれも重要な気がして、結局長々と文章を書いてしまったり、ページが多くなってしまうということありませんか。
私がそうでした。
マインドマップにとにかく思いついたことを書き出すことで、頭の中がすっきりします。
全部出しきって、書き出したものを見てみると、似たようなことを何度も書いてあることも。
それでいいのです。
似たようなことは、繋げてみたり、組み合わせてみたり、中から一つを選んだりします。
書き出したものを何度か見ているうちに、これは入れなくていいやというアイディアも出てきます。
そのように、重要なこと、必要なことを取捨選択していきます。
また、話の流れを考えて、順番を変えることもできます。
移動が簡単なので、先に結果を伝えて、この理由を入れるかなとか、こっちの根拠を先に入れようかなとか、いろいろ考えながらできます。
そして、シンプルで分かりやすい資料を作ることができます。
まとめ
考えをまとめたり、提案したりすることが苦手な私が、課題とは言え、高評価をもらえたので、私のプレゼン資料と事業計画書を作る時の、マインドマップの活用法をお話しました。
マインドマップを使えば、考えをまとめたり、提案したりすることが苦手な人も、きっとできるようになるはず。
プレゼンや事業計画など、何かを考えるときには、俯瞰できるのでとても便利です。
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