習慣を身につけることは難しいですよね。
言葉にするととても簡単なことでも、習慣にして毎日続けるのは難しい。
この記事では、習慣を身につける方法を紹介しています。
あなたも習慣を身につけて目的達成を目指しましょう。
習慣にしたい目的を考えてみよう
どんなことを習慣にしたいと考えていますか?
「朝5時に起きる」「食事後すぐに洗い物をする」「使い終わったものはすぐに片付ける」「1時間勉強する」など、いろいろあると思います。
まずは、なぜそれらを習慣にしたいのかを考えてみましょう。
目的を明確にするということです。
目的を明確にしよう
目的の例
なぜ5時に起きることを習慣にしたいのか?
↓
お弁当を作りたいからや、掃除をしたいからや、読書をしたいからなどの目的
なぜ1時間勉強することを習慣にしたいのか?
↓
○○の資格を取りたいからなどの目的
目的が曖昧ですと、「まぁいいか」で習慣化できなくなってしまいます。
目的を明確にしておきましょう。
清子の失敗談
私は目的を明確にしないまま習慣にしようとして、失敗しました。
みなさんのルーティン動画を見て、朝の時間に余裕があることが羨ましくて、早起きしようとしました。
早起きして何をするのかを決めずに、早起きしようとしたのです。
結局できませんでした。
目が覚めても布団の中でダラダラして起きられない・・・
何をするのか目的がなかったため、出かけるのに間に合えばいい、との考えが勝った結果です。
習慣化の成功例、あなたにもあったはず?!
習慣化の成功例はどんなこと?と思いますよね。
例えば、部活の朝練などはどうでしょうか。
毎朝決まった時間に朝練に行ってませんでしたか。
これは目的が明確だからです。
強くなりたいとか、もっと上手になりたいとか、勝ちたいなどという目的がしっかりしているからですね。
(朝練の場合は、一緒に頑張る仲間がいるというのも励みになりますが)
振り返るとあなたにも習慣化の成功体験があるはずです。
目的が明確なら習慣にすることができます。
まずは習慣にしたい目的を明確にしましょう。
習慣化するためにすること
習慣化するためにすることはたった3つ!
2.予定に組み込む
3.やる以外の選択肢なし
一つ一つみていきましょう。
紙に書く
目的を意識しながら、習慣にしたいことを紙に書きます。
一度にたくさんの習慣を身につけることは難しいので、1~2個くらいからスタートするのが良いです。
TODOリストのように、できたらチェックを入れらるようにします。
アプリでもいいのでは?
「書く」のではなくアプリで管理してもいいのでは?と思う人もいるかもしれません。
自分に合っている方で大丈夫なのですが、アプリで管理する場合は余計なことまでしてしまう可能性が高いのです。
スマホの用途はいろいろありますよね。
習慣を記録するアプリの他にも、いろいろなアプリを入れていると思います。
そうすると、別のアプリを開いてみたり、ネットを見たり、習慣を記録するという目的外に気が向いてしまう恐れがあります。
ここでダラダラと時間を使ってしまいますと、習慣化したいのに時間がなくなって結局できないということになりかねません。
紙に書く場合は、このような恐れがほとんどありません。
書くことで、約束事のような位置づけになり、やることと意識するようになります。
ですので、紙に書くことをオススメします。
予定に組み込む
習慣にしたいことを紙に書いたら、それを一日のうちのいつするのかしっかり予定を立てます。
予定の例
6:00~6:30 30分
20:00~20:30 30分
合計1時間
というように予定を立てます。
5時に起きて何をするのかを紙に書いて、それをいつどんな流れでするのか予定を立てます。
5:00 起きる
~5:30 寝具を整えて、白湯を飲む
~6:00 身支度を整える
~6:30 お弁当と朝食を作る
~7:00 朝食、ゆっくりする
~7:30 洗い物、台所掃除、洗濯
~8:00 掃除機をかける、トイレ掃除
などと書きます。
もう少し細かく書いた方が習慣化しやすい場合は、30分単位ではなく10分単位でも試してみたら良いでしょう。
細かくする場合には、時間がずれた時に挽回する時間があった方が良いので、遅れたらここを短縮して挽回すると決めておくと、慌てずに対処できます。
予定に組み込まずに、TODOリストで管理しようとすると習慣化することが難しくなります。
予定に組み込むことで、より「やる」ことがイメージできます。
予定に組み込んで流れを作ろう
習慣化できると、何も考えずに自然と体が動いているということになります。
ここを目指すためには、まず流れを作ることが大事です。
流れを作るには、習慣化したいことをいつするのがベストなのかを見つけることです。
それには予定に組み込んで試してみることです。
試してみると、これの後の方がいいかな?とか、これより先にした方が落ち着いてできるなとか、見えてきます。
流れができたら、あとはそれを淡々とこなしていくだけです。
やる以外の選択肢なし
「やる」のか「やらない」のかを天秤にかけてしまうと、やらないといことを選択してしまい、習慣化できないということになります。
仕事のタスクはなぜできるのか考えてみてください。
それはやるということ以外に選択肢がないからですよね。
提出期限までに完成させるとか、メールをチェックするとか、必ずやるべきことで、やらないということを考えないと思います。
そのためにどうするのかということを考えて、予定を立てていませんか。
「やる」のか「やらない」のかというのを天秤にかけないようにしましょう。
天秤にかけることを手放すと、面倒とかやりたくないなというような、マイナスのことを考えなくなります。
考えるべきことは、どうやって習慣化したいことをやるのかです。
「やらない」という選択肢は手放して、いつどのようにやるのかを考えましょう。
本当に習慣化できる?
こんな単純な方法で今までできなかったことができるようになるの?と疑問に思う人もいるかもしれません。
ズボラな人もこの方法で習慣化できるようになるはず。
流れが出来てしまえば、考えずに自然と体が動いてできているということになるからです。
とにかくやってみてください。
単純な方法だからこそ、いつからでも、誰でも試すことができます。
継続するには
習慣が身につく前に、継続するという問題がありますよね。
継続する3つのコツを紹介します。
2.できなかった時は?
3.お休みする日という選択肢を持つ
味をしめる
継続するには「味をしめる」ことが大事です。
「朝5時に起きる」ことを習慣化したい人が、朝5時に起きて、予定通りにこなせたら、充実感や達成感を味わったり、やれば出来るじゃんと褒めたりしますよね。
たった1回できただけでも、油断大敵とか、まだ1回しかできていない、などと思わずに嬉しく思ったことを素直に受け入れましょう。
そして味をしめます。
一度味わったうまみをまた体験したいと思いますよね。
そうすると、「やらなくちゃいけない」ことから、「やりたいこと」に変わります。
そうなったら継続できて、習慣になります。
できなかった時は?
できなかった時に気力が抜けてしまい、継続できないことが多いと思います。
そんな時はできなかったことに落ち込まずに、なぜ出来なかったのかを考えてみましょう。
もしかしたら、組んだ予定に無理があったのかもしれません。
それならもう一度組み直してみればいい。
それでできたらその流れを継続して習慣にすればいいですし、それでもできなかったらまた原因を考えみればいいのです。
できなかった自分にレッテルを貼ることはしないようにしましょう。
レッテルを貼らないというのは結構大事です。
今できなくてもできるようになればいいのですから。
それよりも、できる方法を探していきましょう。
お休みする日という選択肢を持つ
お休みする日を定期的に作るのも継続するコツです。
週1日は、自由に過ごす日にするとかですね。
ちょっと疲れてきたなと感じた時に、「この日になれば自由だ」と考えればそれまで頑張ることができたりします。
息抜きにもなりますので、今日は一日お休みして、明日からまた頑張ろうと気持ちを切り替えることができます。
同じやらなかったということでも、できなかったのとやらない選択をしたのでは違います。
敢えてやらないという日を作って、モチベーションを維持するのも手です。
休むと継続できなくなってしまうのでは?毎日続けないと習慣にならないのでは?
こう思う人もいるかもしれません。
習慣を身につけるには時間と労力が必要です。
ちょっとした息抜きをすることで、気持ちの切り替えができれば継続することにつながります。
もしかしたら休んだことで、やっぱり毎日続けたほうが良いなと分かることがあるかもしれません。
それなら毎日続ければ良いのです。
息抜きする日という選択肢を持っているだけで、継続することにつながります。
ただし、週1日を目安にしてください。
甘やかしてしまいますと、さぼりがちになり継続できなくなってしまいますので。
継続するコツは、味をしめるとこ、できなかった自分にレッテルを貼らない、お休みする日という選択肢を持つことです。
まとめ
習慣を身につける方法をお話しました。
・紙に書く
・予定に組み込む
・やる以外の選択肢なし
継続するコツは
お休みする日という選択肢を持つ
この方法でしたら、ズボラな人でも習慣を身につけることができます。
まずは1~2個の習慣から身につけて、目標達成を目指しましょう。
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